muzinaの『遊日和』 

主に月曜休みの男~レクリハビリ中~

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観音瀬 ~ぐるり二時間マイナー場所探方~

Category: マイナリスト  
.....それは・・・一通の着信メールから始まった・・・

「(前文略) そうそう、高城町の「観音瀬」に行ったこと
 ありますか? こないだ巡回中に立ち寄ったんだけど、
 すんげぇ!良かったもんで・・・・」

メールは農政局に勤めるイトコからのモノ。

観音瀬・・・・

名前は聞いたことがある。

なんでも、都城盆地に溜まった水を処理するために

江戸時代に島津家の命令の元に川の掘削を行った場所と

ウロ覚えで聞いていたけども、その昔、都城に大きな湖が
あったなんて、今住んでいる人間にしてみれば想像も出来ない。

何時かその場所を自分の目で見てみたい。 

でも、季節は梅雨。 おまけにこの所なにかと忙しいので、
探索はあきらめていた。


今日は、とある用事で山之口町へ行く予定。 「とある用事」が
思ったよりも早く片付いたので・・・

突発的に観音瀬探索へ!


ハイ!(笑)

始まり方が「らしく」ないですが、大目に見てください。

「観音瀬」を探索するに当たって、はずせない場所がコレ。





「島津寒天工場跡」

へっ?  ナニユエ、こんな山奥の場所に寒天工場?(伏線)

場所は都城~宮崎を結ぶ、国道269号線沿いにあります。




P7090006.jpg


寒天工場跡です。

左に見えるのはダイハ○系の修理工場。 もちろん稼動しています。

当時を偲ばせるものは看板のみで、現在は農地になっていました。





P7090008.jpg


反対側の線路からの写真。

この線路は「日豊本線」 かな~り動脈硬化が進んで、

ダイヤも細くなっていますが、九州東岸の動脈的線路です。

車窓からだと、寒天なのかサツマイモなのか解らんだろうなぁ・・・



P7090011.jpg


広域農道天国の宮崎には、道沿いにマイナースポットが

点在しています。

諸県(もろかた) ここいら辺は一昨年の平成大合併の前には

「北諸県郡某町」という地名が付いておりました。

「隼人系」 「熊襲系」の豪族が支配していた土地なので、

大和朝廷の支配が及ぶ前は、は「ムラ」「集落」単位の合議制の
「クニ」だったとか。

ロマンじゃのぅ!



P7090012.jpg


こちら高城町(たかじょうちょう)には髪長媛(かみながひめ)
の銅像があります。(普通にプロンズ?像)

・・・というか、以前に紹介した「早水神社」も髪長媛ゆかりの地。

仁徳天皇の皇后になられたメジャー級の方なので、

言ったモン勝ちなのかな?(笑)


一つ前の写真の説明文も、「そうだった良いなぁ」感が
文末から読み取れませんか?




P7090017.jpg


こちらが牧ノ原古墳。  被葬者は謎だそうです。

この辺には小さいながらも古墳群が点在しています。

歴史好きとして「妄想」の材料にはこと欠かないなぁ(笑)



・・・・・とここまで来て、「観音瀬」の正確な場所を
調べてない事に気づいた自分(バカ)



と・とりあえず、地元では桜の鑑賞ポイントで有名な

「観音池」周辺で聞き込みをすれば、見つかるだろうと、

お気楽思考で「観音池公園総合案内所」へ



P7090019.jpg


温泉を中心とした施設で、オートキャンプやグラススキー、

など、お子さん連れにはタマランくらいにネタいっぱいの公園です。

雪もめったに降らない都城盆地で、こんな立派なリフトを
見ようとは・・・




P7090022.jpg


案内所はスタッフの方が一人で電話応対に追われてました(汗)

電話の用事が済んで、こちらから声を掛けると、丁寧な対応で
答えていただきました(感動)


写真の地図には現在地と僕の目的地もしっかりと書かれています。


スタッフの方曰く。

「口では説明が出来ません。  場所場所で地元の方に
 訊ねるのが一番でしょうね」 とのお言葉をいただきました。

根っからのサービス業なもんで・・・

「お仕事中にも係わらず、丁寧な対応をしていただき、
  ありがとうございます、参考にキャンプ施設の資料を
   頂いてもよろしいでしょうか?」

と俺は何を言ってるんだ? ペラペラと・・・・(笑)

でも、施設的には温泉もアクティビティも充実した場所です。
オススメしますよ!(使ったことないけど・・・)




※muzinaは目的までの「地図」を手に入れた! パパラパ~♪



P7090023.jpg



地図が手に入れば、コッチのモンです。

ちょっと迷ったけど・・・(笑)


歴史の重みのワリには、ちょっとマイナーな「観音瀬」

看板を探すのも一苦労でしたが、これで安心です。


道がだんだんと細くなってきました。


「工事中 片側通行」の看板が見えた時には、気にしなかったけど、

超現実!的な光景が僕の前に立ちふさがります。



P7090024.jpg



お~い!


どう見ても無理!(笑)

離合どころか、徒歩でも通過できません。


そんなコッチの気配を感じてか、作業中のユンボは
離合場所らしき場所まで移動してくれます。


スンマセ~ん!  ただ、ひやかしに来た僕を誘導員の方や

ユンボの兄ちゃんも笑顔で通してくれました(汗)







P7090026.jpg


ありがとう~  全力で観音瀬を目指すよ~

道は段々とガレて来て(舗装の上に砂が落ちている状態)

愛車のケツが滑りまくります。


とは言え、ユンボと離合してから、3分も経たないうちに


第一のビュースポットへ!






P7090035.jpg


ガ~ン!


濁流じゃん!


梅雨時期に訪れた僕もかなりアレですが、これでは

折角、意気込んで来たのに・・・・


ここは、プラス思考だ!

1.滅茶苦茶わかりにくい場所なので、人を連れてきたら自慢できる。

2.逆に考えれば、コレだけ水量が多い時期には、めったに遭遇できない。

3.川ジャリを取っているのか? 写真左上のプラント?みたいな
 施設が水煙をまとって、なんかイイ感じ。


とまぁ、大きく三つの理由で納得です(笑)



降りれる?(降りれないケド) 場所まで車を進めると

こんな看板が目に付きました。



P7090039.jpg


なるほ~ど! フムフム・・・・

要は水運と農地確保を狙った一挙両得の大事業だったようです。

都城盆地が水浸しだったなんて、今では想像もつきませんが、

残っている「地名」を考えると納得かも。

「都島」 「上水流」(かみずる) 「高崎」 「有水」(ありみず)
などなど・・・

一番最初の「寒天工場跡」なんかも、薩摩からの流通を得て

輸出港までの中間地点で加工していたのも、うなずけます。



P7090040.jpg


案内板の写真です。

これが「観音瀬」の本当の姿。


自然の造形を文字通り「人力」だけで変えてしまった観音瀬。


当時の石工達の熱意はすさまじいですね。


普段の「観音瀬」:リンク先(みやざきデジタルミュージアム)



P7090045.jpg


案内板にも出ておりましたが、もう一つ興味深い写真が。


大正期に作られたダムだそうです。

案内板で既出の通り、「河運が廃れたら、ダムやろが!」

ってな感じで建設されて、イザ出来てみれば、本来盆地の水を

流すために生まれた観音瀬をせき止めて、天災を招いたダム。


結局、撤去された事実を歴史に留めている観音瀬。

なんともフトコロが深い場所ではないでしょうか?(俺だけ?)




P7090047.jpg


さて、帰らねば。

タイヤがスタックしないかとヒヤヒヤしながら、来た道を
戻ります。




P7090048.jpg


下まで降りる道はあるけども、「今年の県内水難事故第一号」に

なりたくないので、また次回にリベンジです。


帰りはなるべくわかり易い道と走っていたら、こんな物に出会いました。


P7090050.jpg


地元の村より寄進された「石塔」です。

説明文を読むと観音瀬が出来た後のモノらしい。





P7090052.jpg


この手の石塔には珍しく、龍が彫られています。

きっと案内板にあったように、肥後出身で観音瀬普請後に

地元に帰化した「石工」達によるものなのでしょう。


造って、「ハイ!おしまい!」 ではなく、

造ったものに責任を感じた上での「帰化」か、それとも強制だったのか?

石塔のこだわった造りを見ると、そんな考えはどうでも良い気が
しました。


都城~宮崎間にある場所のメインロードは国道10号線か269号線なのですが、

ゆったりした気分に浸ったので、遠回りながらも
広域農道で帰ります。

ここはバイクでも最高ですよ。 「シロクロ」(パト)は
めったにいないし、「日豊本線」を脇に見ながら、

田園風景を楽しめます。


と! 農道の遮断機が降りはじめました!

チャ~ンス!



P7090053.jpg


日豊本線の車両が撮れました。  

「テツ」では無いのですが、ちょっと嬉しいかな?

次はバイクで周りたいですね。






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